ツクールMVでAndroidアプリを作って痛感したこと
RPGツクール2000で作成した「ありがとう!ワタシの経営」をツクールMVに移植・Android用に出力して実感したことのメモです。
◆重い
とにかくこれにつきます。
巷でもいろいろな方が軽量化のために苦心されているようです。
(そこまでしなきゃ満足に動かないというのもどうかと思いますが)
私もそれにならい軽量化も図りましたが、それでも重い部類に入ることは変わらず。
(参考)
ツクールMVで、ピクチャをキャラチップに置き換えて動作軽量化を図ったメモ
http://tomatoes.sakura.ne.jp/?p=238
ツクールMVのイベントが重かったのでなんとかしたかったメモ
http://tomatoes.sakura.ne.jp/?p=174
Monacaを使ってツクールMVをスマホ向けに出力する
http://tomatoes.sakura.ne.jp/?p=217
私のイベントの組み方が下手なだけだったら良いんですが、ツクール2000では問題なく動いていたゲームをMVに同じイベントの組み方で移植してもまともに動いてくれないのは残念でした。
◆容量はやはり大きい
「ありがとう!ワタシの経営」は比較的コンパクトなゲームです。マップもBGMもそんなに使っていません。
それでもサイズは60MBぐらいになってしまいました。
気軽に短編を投稿…とはなかなか行かなそうです。
ちなみに作ったゲームをGooglePlayに登録する場合、100MB以内におさまるものしかアップロードが出来ません。
中・長編のゲームを作る際には注意する必要があります。
(追記メモ)
使っていないけどデータベースに登録されたままになっている画像が、未使用ファイルを含まないチェック時でも残るのでDBから削除。
更にそれでも戦闘背景が残る(数は減っているのでどこかで指定している?)ので、それも削除。
20MB削減できました…。 pic.twitter.com/X3ssB63ImK— sep (@Spare_Blade) 2016年11月3日
◆おわりに
まあ、動作的なところも容量的なところも、ブラウザゲーとして登録する分にはまだましなんじゃないでしょうか。
個人的には、ツクールMVで、一般的に公開されている他のアプリのようなものを作るには、通常の制作以外になにかと調整をしなければならないところが多いな…と感じました。
ただ他のツールを使って比較をしてみるとまた考えは変わるかもしれません。
以上。