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ツクール2000→ウディタ→ツクールMV・MZと乗り換えてのゲーム制作とかの備忘録

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Monacaを使ってツクールMVをスマホ向けに出力する

2017/06/10

(2017/06/09追記)
この記事は「Monaca for RPGツクール」のサービスが始まる前に書かれたものです。

◆要約:出力したファイルをMonacaのテンプレに上書きしてインポート


 

◆Monacaとは

ざっくり言うと「HTML5でスマホ向けアプリが作れるツール」です。
ブラウザ上で動きます(VisualStudioなどでも開発はできますが、ビルドはクラウド上で行われます)。
無料で使えます(有料プランもあります)。

対してRPGツクールMVはHTML5形式での出力が可能。
ならば、ツクールMVでHTML5で出力したのをMonacaに取り込んでビルドすれば楽にアプリが作れるのでは?というのが今回の趣旨です。
IntelXDK」で同じことをやっている方がいましたね(*´∀`*)

 

◆結果

楽でした。とても。

 

◆スマホ向け出力までの流れ

(MV)「デプロイメント」より「Android/iOS」向けに出力
2016/09/22追記
「ウェブブラウザ」の誤りでした。↑だとMonacaでのビルド時にファイルが足りなくてエラーになります。

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(Monaca)「新規プロジェクトの作成」から「最小限のテンプレート」を選び作成(No Frameworkのタブより)

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(Monaca)「ファイル」から「プロジェクトをエクスポート」を選びエクスポート

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DL&解凍したプロジェクトにツクールMVで出力したファイルを被せる

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zipに圧縮
(Monaca)「Import Project」より↑でzipにしたファイルをインポート(「プロジェクトのパッケージをアップロード」から選択。)

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(Monaca)アプリ設定を行う(Androidの場合は「設定」→「Androidアプリ設定」と「Androidキーストア設定」にて)
(Monaca)「ビルド」より出力(Androidの場合、「Androidアプリのビルド」。ストアに公開する場合は「リリースビルド」、そうでなければ「デバッグビルド」)

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(メモ)
ビルドに成功したファイルは、「ビルド」内のビルド結果一覧から確認可能
実機デバッグで動作しなくても、ビルドしたファイルをAndroidにインストールして実行すればちゃんと動く

Monacaベーシックプラン(→無料版)の制約
作成できるプロジェクトは3つまで
容量はプロジェクト全てで250MBまで
ビルドを行えるのは1日3回まで

 

◆感想

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◯画面上で設定が行えて楽(通常の手順のようにコマンドプロンプトからコマンドを流したりとかしなくていい)
◯通常の手順でのビルドより、作成したゲームの動作が軽い(少なくとも私が試した限りは…)
◯Monacaなので、nendを使えば広告も載せられる(未確認)
◯クラウド上でビルドが行われるので、MacがなくてもiOS向けに出力可能(未確認)
✕ベーシックプランだと、上記制限の上でビルドを行わなければいけない(大量にプロジェクトを扱うなら年9800円~の有料版へ)
✕ツクールMVでの出力時に「ウェブブラウザ」を選択する必要→Android/iOSを選択するよりファイル容量が大きくなる

個人的には画面上で設定を行えるのが一番良かったです。
manifest.jsonも用意しなくて良いですし、
keystoreの作成もMonaca上で行なえます(逆に、通常のやり方で作ったkeystoreファイルはインポートできない?私がやったときはエラー…)。

簡単なのに「Monacaで出力しました!」なんて話をほとんど聞かないので、何か裏がある気がします(規約的な)。
ツクールMV発売前の時期のブログで「HTML5だからMonacaと相性良さそう!」みたいな記事は結構見かけますが、その後の話を聞かないもので…。
もしまずいやり方な様でしたらご指摘いただけると有り難いです。

以上

-PC, ツクールMV